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高校時代の甘酸っぱい思い出

今から20年も前のことになりますが、私には好きな人がいました。



彼は高校の同じクラスの男子。席が前後だったため、よく話す間柄でした。私たちは、県内有数の進学校に通っており、大学進学を目指して日々勉強に励んでいました。



彼も私もクラスでは目立たない方でしたが、2人で交わす会話は楽しく、お互いに充実した日々を過ごしていました。



たぶん、お互い好き同士だったのだと思いますが、どちらとも言い出せず、卒業の時を迎えました。彼は県内の大学へ、私は東京の大学へ。



携帯も、SNSも普及していない時代、連絡を取る術を持たなかった私たちは、別々の人生を歩くことになりました。どうして思いを告白しなかったんだろう、と長いこと引きずっていました。



卒業して20年経った今年、同窓会から一通の手紙が。忘れていた当時のことが鮮やかに思い出されます。



私は今は夫も子どももいる身ですが、もしあの時告白していれば、彼との人生を歩んでいたのかもしれない、と今でも思うのです。